齋藤飛鳥さんセンターの新曲「裸足でSummer」が発売になりました。
トータルのセールスなど全体的な評価は今後の動向を確認してからでないと何とも言えませんが、深川麻衣さんが抜けた大きな穴を十分以上に埋めているように感じます。
1期最年少として(和田まあやさんも同学年ですが生まれの遅さまで考慮して最年少です)結成当初から存在感のあった彼女ですが、その後の乃木坂の方向性が年齢層の高いメンバー中心の構成になるに連れて乃木坂内での立ち位置は相対的に後退していた感はありましたが、ポテンシャルがあることは誰の目にも明らかであり、今回初センターに選ばれたことはむしろ遅すぎたとも言えることは以前の投稿で書いたとおりです。
読書家である彼女は、言動が少しネガティブと捉えられる傾向はあるものの、謙遜や謙虚を美徳とする日本人にとって、それはおそらく共感できる要素の方が大きいというべきなのでしょう。
それほどの彼女がこれまで隠されていたのは、乃木坂として新時代を迎える際の最大戦力として温存されていたということだと思われます。私の先の投稿の意見は彼女の投入が遅かったかもしれないというものでしたが、現在の状況を見る限りにおいて15thの時点で彼女をセンターにした運営の判断は私より確かであったと言わざるを得ません。
とはいえ、乃木坂の真価と今後の方向性が問われる時期が1作延びて16thの成果如何によって決定されることになったというだけで、今回の結果に安心した運営がまた白石、西野を中心とする(運営にとって)安定路線に復帰した場合には長期的な乃木坂の凋落を加速することになるという考えはまだ捨て切れていません。まあ、口を悪くして言えば、卒業商法で食いつなぐという手はあるかもしれません。今回の深川麻衣さんの卒業一色で売った14thシングルの実績が、熱烈なファンの支えによって成功したため、これが運営の判断にどのような印象を与えたか心配なところではあります。
私の勝手な希望では、次期センターはあしゅのまま据え置くか、寺田蘭世さんや鈴木絢音さんを抜擢するなど構成メンバーの若返りを図る必要があると思います。それにより猛然と追い上げている、あるいは既に追い越されているかも知れない欅坂46との競争に劣後しないように備える時期に来ていると考えます。
ここで気がかりなのは、秋元真夏さん、中元日芽香さん、北野日奈子さんという乃木坂の屋台骨を支える力のあるメンバーが体重を落とし過ぎなのではないかということです。これは誰も指摘していないように思いますが、ローティーンの頃なら可愛さが勝っていて太くても細くても大きく印象が変わることはないかもしれませんが、20歳前後以降では極端にダイエットすると実年齢より老けて見えてしまう事実は少し真剣に考えなければならないと思います。
握手会やコンサートなどで実際のメンバーを見たことがある人なら分かると思いますが、実際に彼女たちを目前にするとテレビで見るよりも数段小柄で細く、その華奢さに驚きます。私のような年配の者から見ると、もう少しふくよかな方が女性らしさが出ていいのになあと感じてしまいます。アイドルにとって何が決定的に重要なのかは、私には知る由もありませんが、もし乃木坂にとって美しいということだけではなく若いということが重要な要素であるとすれば、せめて実年齢よりも若く見えてほしいというのがファンにとっても切実な問題なのではないでしょうか。
現実問題として一度も選抜経験のない蘭世さんや絢音さんを起用するのは現時点では不可能でしょうが、3期生を迎えることになる乃木坂にとって、また乃木坂を応援するいわゆる箱推しのファンにとって、長期的な視点でよい意味での新陳代謝を図るような人選を運営の方にはお願いしたいと思います。
私はこれまでの5年間という長期に亘って、私にとって理想のアイドルであり続けた乃木坂46という奇蹟が永遠に続くことを願っています。少なくとも私がこの世界をまだ認識できている間は。


いつも根拠のない一ファンの感想なのですが、今回は特別根拠レスな主張であります。

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