ついに始まりました。「卒業商法」

先日の選抜発表で橋本奈々未さんがセンターであることが公知になりました。病気のことなどでセンター候補としては予想していなかったので多少の意外感はありましたが、驚きはありませんでした。なぜならその瞬間から彼女の卒業が頭の中に浮かんできたからでした。

先の全国ツアーファイナルで、腰痛にもかかわらず全力で乗り切ったときから彼女の乃木坂での活動はもう長くないのではという感想を持っていました。それが、今回の選抜発表で確信に変わりました。全ツ3日間を欠席していては、その後に予定されている卒業商法に影響があるからです。それが運営の方針なのか、彼女自身の意思なのか、おそらく後者だとは思うのですが、私たちに知らされない以上、結果的にはどちらでも同じことになってしまいました。
15th選抜発表後にブログに書いた「今後は卒業商法で食い繋いでいく」というのは全く悪い冗談のつもりでしたが、まさかそれが現実になるとは考えもしませんでした。
今後は次々に主要メンバーが卒業をしていき、卒業者の過去の貢献に応じた形で卒業商法の販売形態が組まれ、あるいは最期には解散するか、今更言葉にするのも憚られますが次世代にバトンタッチしていくことになるのでしょう。いずれにしても2ndアルバムから始まった回収モードは完全に新しい乃木坂46のビジネスモデルとなったようです。
私が今働いている会社でも10年ほど前に希望退職という名のリストラがありましたが、そのときは優秀な人から辞めていき、今や会社に残った人は他では通用しない人だけという無能集団(もちろん私も残留組ですからその中の一人です)になりました。乃木坂は二期生も含め力のある人ばかりですから、同じようにはならないでしょうが、商売というのは風向きが変わると同じ力を持った会社でもうまく立ち行かなくなるもののようです。この卒業商法が世間に認知されるようになったことで、今まで乃木坂に吹いていたフォローの風がアゲンストにならないことをファンの一人として祈るばかりです。


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