どうも私の予想に反して、乃木坂46の人気はうなぎのぼりのようで喜ばしいことです。
でも、もう春のはずなのにどこか隙間風が吹いているような寒い感じがするのはどうしてなのでしょうか。私だけの感情なのでしょうか。
17thシングル個別握手会不参加メンバーが多かったり、体調不良を訴えるメンバーがあったりして、これまで爆発的ではなかったけれどいつも少しずつ自力で上り続けていた坂を、ブルドーザーで無理に押し上げられているように感じるのはただの幻覚でしょうか。
これまで少なくはないメンバーが乃木坂を卒業していきました。卒業にはその時々にその人ごとに理由があったのでしょうが、深川さんと橋本さんの卒業は、乃木坂という集合体にとって明らかに修復不可能な大きな穴を開けていきました。
テセウスの船という言葉があります。船の全部の部品が取り替えられたときにもとの船と言えるのかという問題だそうです。
深川さんと橋本さんの卒業までは、私は乃木坂メンバーの卒業があってもその精神が残れば乃木坂としてのアイデンティティーは失われないと考えていました。しかし、お二人の卒業から時間が経つに連れ、その考えは間違っていたのではないかと感じています。乃木坂のメンバーは全て交換不可能なものであり、新しいメンバーによってそれが修復されるものではなく、精神そのものがメンバー構成によって変化していくものなのではないか、と。
このブログは毎度論旨が明確でないので申し訳ないのですが、最近三期生の加入とその後の扱いによって、世間的には一期と二期の非選抜メンバーの不良債権化が進んでいるような雰囲気になっています(言葉の選択が適切ではないかもしれません)。私はこれまで非選抜メンバーにも何とか日が当たるように、努力が報われるようにと応援してきたつもりです。しかし、ファン層の変化に伴って、上記メンバーは急速にその存在感を薄められつつあるように感じています。それは即ち私の乃木坂に対する思いが彼女たちと同様に無力化されていることを意味しています。
三期生単独公演が成功するのかどうかは私にはわかりませんが、少なくとも私はアンダーライブがこれまで以上に成功することを願っています。私は現場には行けないのでネットを通じて、センターのみり愛さんのためにも、また一期二期非選抜メンバーのためにも成功を祈らずにはいられません。

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