今年春頃からメインPC(Windows7機)の調子が悪くなっていた。
OSの立ち上がりが遅くなり、IE11に至っては動作が落ち着くまで2、3分はかかるようになった。またCPUの負荷がそれ程高くないのに、CPUファンがほぼ常時フル回転するようになった。それでもまだその頃は使えていたのだが、6月半ばからはPCが突然フリーズするようになり、Ctrl+Alt+Delさえも利かなくなった。
IE11を使用中にフリーズすることが多いので、設定を見直してみたりその他の関係しそうなソフトをアンインストールしたり、考えられることはすべて行ったにもかかわらず状況は改善しなかった。このため、昨年7月の無料Windows10アップデート期間中にバラックでインストールしておいた新規Windows7のマザーボード(CPUもメモリもSSDもHDDも新しくなった)に載せ替えた。
多少動作は速くなったものの、フリーズする現象自体はなくならなかった。
新旧のPCで使っている同じ部品はケースを除けばブルーレイレコーダと電源だけである。もしやと思い日本橋でSFXの電源を新規購入し取り替えたら、嘘のように安定して動作するようになった。
元の電源はケースを購入した時に付属していたものなのでそれ程古くはないが、ケース込みで一万円ほどしかしないものであり経年劣化が早く現れたのだろう。電源が新しくなり容量も220Wから300Wに増加し効率もよくなったため、CPU、電源ともほとんどファンの音が聞こえない程静かになった。もしかすると元の環境でも正しく動作するのかもしれないが、ITX用のケースなのでマザーボード交換のためにはすべての部品を取り外す必要があり、もう面倒すぎて試してはいない。
OS載せ替えのため、環境整備が大変だ。昨日やっとプリンタが使えるようになったが、まだお気に入りの移行が不完全(エクスポートしていたのだが、一部は正しくエクスポートされていなかった)で一々検索して登録するという作業を行っている。仕事の方も暇ではなく、体調も万全ではないので、なかなか思うように作業が進まない。
のんびりやるしかないだろう。それも楽しみかもしれない。

参考に新PCの構成を記載しておく。
MotherBoard GIGABYTE Z170N-WIFI Ver.1(無駄にZ170)
CPU Core i3-6300(3.8GHz,cache 4MB,HD Graphics630)
Memory panram W4U2400PS-8G×2(個人所有PCで16GBは初)
SSD Crucial BX200 480GB
HDD 2.5-inch 2台(データ保存用)
BRD Pioneer BDR-206JBK(2010年製!)
Case Thermaltake Element Q(Qiじゃない古いタイプ)
Power Supply SILVERSTONE ST30SF(←5,500円。安かった)

CPUが初代Core i3-560(3.3GHz)からi3-6300(3.8GHz)に変わったのだが、正直なところスピードの差は感じない。実はシステムを載せているHDDも今回からSSDにしたのだが、こちらもそれ程恩恵を感じていない。まだ何か設定の甘さがあるのかもしれない。


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