もう12月31日です。坂道シリーズのお話は別途。

私が所有している自動車が来年の2月に21歳になります。車検通すぞ!
さて、本日久しぶりに給油してきました。少しガソリンが値上がりしていますね。このほぼ21年間に走った距離はたったの41,700キロ。年2,000キロも走っていませんね。自家用車を所有する価値あるのかよと言ったところです。給油したガソリンの総量は4,060リッター、ガソリン総費用はおよそ48万2千円です。計算するとトータルの燃費は1キロメーター当り11.55円、燃料消費率は1リッター当り10.27キロメーターでした。(こう書いてみるとこの燃料消費率の定義は少し変ですね。)
先日トヨタから2025年頃に販売するすべての車種を電動または電動車設定ありにするという発表がありました。今はハイブリッドが主流ですが、今後は電化がメインストリームということなのでしょう。
ところで、私のような自動車の乗り方をしていると、ハイブリッド化や完全電化によりたとえ現在の燃費が2分の1の実燃費になったとしても21年間での燃料費の減少分は24万1千円です。初期費用が20万円程度高くて、かつ、もし10年に1回30万円程度のバッテリー交換費用が掛かるとすると合計80万円支出している計算ですから、全く経済合理性はありません。もちろん将来の燃料価格は上昇することも考えられますので確定的には評価できませんが、どうなんでしょうか。
すべてを電化するとまるで二酸化炭素の排出量がゼロになるように誤解している人がいます。しかし現在の、またおそらくかなり将来まで電気を作るには化石燃料をまったくなくすことは不可能だと思われます。それよりも二酸化炭素の排出がなぜいけないのでしょうか。私は温暖化と二酸化炭素の排出量には相関があるかもしれないが、因果関係はあるともないとも判断しかねるという立場です。だから、私にとって二酸化炭素が原因で楽しいガソリンエンジンがなくなるのは非常に悲しいことです。また、金属の筒内で燃料を燃焼させてそれを推進力にするエンジンという素晴らしい技術を開発してきた技術者がいなくなることは更に悲しいことです。
モーターって楽しいですか。ゴーカートとどこが違うのですか。温暖化って何ですか。シェアってそんなにうれしいことですか。ヤマハの4A-GEエンジンの車のめくるめくような感動はただの幻だったのでしょうか。
何だか割り切れない感じがしています。

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