調和とゼロでないダイバージェンスがもたらすもの
2018年8月12日 乃木坂46乃木坂のこれまでの活動について、若月佑美さんが興味深いことを発言されています。
『乃木坂46として活動を続けていく中、逆にジコチューな気持ちは無くなりました。乃木坂46は、いつもグループ全体の調和を大事にしてきました。しかも7年間活動を続けるなか、メンバーそれぞれが「自分がどうしたい」ではなく「グループ全体としてどう動くべきか」「まわりからどう見られるかを大事にしなきゃ」という意識を、活動を重ねるごと強く持つようにもなりました。』(アイドル@Utaten、
https://utaten.com/idol/specialArticle/index/2839での若月佑美さんの発言より)
私のようなコンサーバティブなファンは将にこの調和のとれた乃木坂46を平均的な姿として見つめて来ました。時にはこの調和が崩れる瞬間を目撃し、それを批判したり不快に思ったりしたように思います。それは例えば二期生、三期生の加入時に、まるで何もない空間から突然現れたように予期しないセンターが生まれた類の出来事です。しかし、この後のインタビューで若月さんが語っているように、私は新しい風をもたらす変化を同時に待ち続けても来ました。
変化には急激なものと緩やかなものがあります。私は緩やかなものを好み、またそれを期待していましたが、往々にして緩やかな変化というものはあまりなかったか、あっても気づかなかったように思います。急激な変化は誰の眼にも明らかでインパクトがあり、興業的には好まれるのでしょうが、それは同時に痛みを伴うものであって、ファンにとっては功罪相半ばするというところでしょうか。
上の記事で同時に取材を受けている岩本蓮加さんの態度が云々という意見をネット上でちらほら見かけます。彼女の活動を私はそれほど知らないのでそうであるともないとも判断しかねるものの、蓮加さんといえばまだ中学生のはず。中学生の言動に対し匿名で批判する人たちの態度こそが問題あるように感じてなりません。まあ、私自身がここで匿名でいろいろな(といってもほとんどは運営に対して)批判をしているので人の態度に文句を言う資格はないかもしれません。
ただ、上記とは矛盾しているかもしれませんが、最近感じるのはやはり年齢が若く経験の浅い層からの新しい風がなければ、組織や集団や国家は時代に即したものになっていかないのではないかということです。そもそも時代に即さなければならないのかどうかすら私には定見はないのですが、人間の社会はいつも同じではなく、不変ということはあり得ないので、やはりその時代を長く生きるであろう、そして社会的にはまだ弱い立場であろう人たちの意見というものは無視してはいけないのではないかと思います。
私自身への自戒を含めて主張するのですが、若者には偏りのないしっかりした教養を身に付けてもらうように大人が努力し、教養ある若者の言動に対しては寛容な態度でそれを尊重していくべきなのではないでしょうか。
以前から日本はいわゆる物質的資源のない国だが人的資源は豊富にあると言われてきました。ただ将来に何が資源になり得るかはわからないので、もし日本がその新しい資源を手にしたときに、それを正しく世界のためにハンドリングしていくためには、優秀な人材を育てておかなければならないのは間違いないと思います。
というわけで、私のこれまでの経験では乃木坂のメンバーは全員すばらしい人材であったことから、ネットの皆さんも根拠なく批判するのではなく、建設的な意見を出し合おうではないですか。日本と世界の将来のためにも。そして、乃木坂46とそのファンのためにも。
(2060)
『乃木坂46として活動を続けていく中、逆にジコチューな気持ちは無くなりました。乃木坂46は、いつもグループ全体の調和を大事にしてきました。しかも7年間活動を続けるなか、メンバーそれぞれが「自分がどうしたい」ではなく「グループ全体としてどう動くべきか」「まわりからどう見られるかを大事にしなきゃ」という意識を、活動を重ねるごと強く持つようにもなりました。』(アイドル@Utaten、
https://utaten.com/idol/specialArticle/index/2839での若月佑美さんの発言より)
私のようなコンサーバティブなファンは将にこの調和のとれた乃木坂46を平均的な姿として見つめて来ました。時にはこの調和が崩れる瞬間を目撃し、それを批判したり不快に思ったりしたように思います。それは例えば二期生、三期生の加入時に、まるで何もない空間から突然現れたように予期しないセンターが生まれた類の出来事です。しかし、この後のインタビューで若月さんが語っているように、私は新しい風をもたらす変化を同時に待ち続けても来ました。
変化には急激なものと緩やかなものがあります。私は緩やかなものを好み、またそれを期待していましたが、往々にして緩やかな変化というものはあまりなかったか、あっても気づかなかったように思います。急激な変化は誰の眼にも明らかでインパクトがあり、興業的には好まれるのでしょうが、それは同時に痛みを伴うものであって、ファンにとっては功罪相半ばするというところでしょうか。
上の記事で同時に取材を受けている岩本蓮加さんの態度が云々という意見をネット上でちらほら見かけます。彼女の活動を私はそれほど知らないのでそうであるともないとも判断しかねるものの、蓮加さんといえばまだ中学生のはず。中学生の言動に対し匿名で批判する人たちの態度こそが問題あるように感じてなりません。まあ、私自身がここで匿名でいろいろな(といってもほとんどは運営に対して)批判をしているので人の態度に文句を言う資格はないかもしれません。
ただ、上記とは矛盾しているかもしれませんが、最近感じるのはやはり年齢が若く経験の浅い層からの新しい風がなければ、組織や集団や国家は時代に即したものになっていかないのではないかということです。そもそも時代に即さなければならないのかどうかすら私には定見はないのですが、人間の社会はいつも同じではなく、不変ということはあり得ないので、やはりその時代を長く生きるであろう、そして社会的にはまだ弱い立場であろう人たちの意見というものは無視してはいけないのではないかと思います。
私自身への自戒を含めて主張するのですが、若者には偏りのないしっかりした教養を身に付けてもらうように大人が努力し、教養ある若者の言動に対しては寛容な態度でそれを尊重していくべきなのではないでしょうか。
以前から日本はいわゆる物質的資源のない国だが人的資源は豊富にあると言われてきました。ただ将来に何が資源になり得るかはわからないので、もし日本がその新しい資源を手にしたときに、それを正しく世界のためにハンドリングしていくためには、優秀な人材を育てておかなければならないのは間違いないと思います。
というわけで、私のこれまでの経験では乃木坂のメンバーは全員すばらしい人材であったことから、ネットの皆さんも根拠なく批判するのではなく、建設的な意見を出し合おうではないですか。日本と世界の将来のためにも。そして、乃木坂46とそのファンのためにも。
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