いつだったかこのブログで乃木坂の曲のビット数が少ないということを書いた覚えがあります。解析自体はまだできていないのですが、ビット数以前に乃木坂では誰が誰かわかる歌声は好まれないのではないかと常々思う次第です。生ちゃんやキャプの声は判別できますが、これは歌のメロディーの基本をなす部分であり、決してこれを前面に出して歌を構成してはいない。むしろ音程は維持しつつある程度抑制して歌わせているのではないかと思われます。
これによりどんな利点があるのか。それは代替がきくことに尽きると思います。乃木坂は基本的に大人数口パクアイドルグループです。被せが全くないことが多く、歌番組用の録音を流しておけば誰も声を出す必要がありません。はっきり覚えてはいませんが、歌の終了後にメンバーがマイクで喋っても音が拾われないケースを何回か見たような気もします。
大勢のメンバーがいれば他の仕事や体調不良などで代打メンバーを出さざるを得ない場面が多くなるはずです。そんなときに誰の声か判別できないようにしておけば代打を自由に選択できます。これは非常に都合が良いので、乃木坂は声に特徴のないメンバーが選抜に選ばれやすいのではないでしょうか。
もしかして、声に特徴のあるひめたんが選抜に選ばれる回数が少なかったのは...

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