最近のブログで花澤香菜さんとTrySailの新しいアルバムのことについて書きましたが、改めて花澤さん前作のOpportunityやTrySail前々作のSail Canvasを聴き直してみると、それらの素晴らしさが圧倒的で、今回の新作が劣っているように感じるのです。
これはかなりの部分が慣れ親しんだものに対するバイアスのせいだと思われるのですが、今一度乃木坂2期生が加入したときを思い起こすと、その時にも同じことが起こっていたのではないかと思えます。3期生は随分時間が経った後に加入しているので、ファンからすれば既設乃木坂とは全く異なった新しいものとして「乃木坂3期生」を認識したために、それまでの乃木坂と比べることがなく正当に評価することができたのではないでしょうか。対して乃木坂「2期生」は乃木坂正規軍たる「1期生」に真正面から挑む形になったため、バイアス効果の罠に陥ってしまったように思います。
私は2期生が1期生と同じく大好きでその可能性に大いに期待していたのですが、毎度のことですが運営のミスにより出だしでつまずいてしまったように感じます。今でもせめてもう少し上手に売り出すことができていたらと思わない日はありません。
私にとってはボーダー組の一角が崩れる時が私の乃木坂46へのかかわり方の大きな転換点になるように感じています。

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