私のDAP(Digital Audio Player)はこのブログにも何回か出てきているようにWALKMAN NW-A16です。このWALKMANからmicro SDカードが使えるようになり、ファイルサイズの大きいflacやハイレゾのデータは本体ではなくSDカード側に放り込んでいました。ただ、間に合わせのものを使用したので使用しているSDの容量が32GBしかなく、さすがにデータが一杯になってきていました。そこで64GBのmicro SDカードにデータを移しそれを差し替えて使ってみたところ曲の選択画面が重くなりました。使用に耐えないほどではないにしろ、引っ掛かりが常に気になるレベルなのでなんとかならないかと現在試行錯誤中です。
まず32GBのカードの仕様はSandisk製、UHS-I Speed Class 1、Application Performance Class 1、CLASS10(Minimum 10MB/sec)の規格のものです。対する64GBの方は同じくSandisk製、UHS-I Speed Class 1、CLASS10(Minimum 10MB/sec)ですがApplication Performance Classは対応していないという違いがあります。
また、フォーマットは32GBがFAT32、64GBがexFATです。64GBのものについてはフォーマットの問題があるかもしれないため、WALKMAN本体でフォーマットをしてから使用しています。
両者に入っているデータは今のところ同じですので考えられる要因は
1.64GBという容量
2.フォーマットの違い
3.Application Performance Classへの対応の違い
4.その複合
本当はデータ転送速度の違いも考えられるのですが、使い回しのものなのでカードから読み取れる情報以外はわからないので検討外としました。
容量の問題は対応のしようがないので、まずはフォーマットを変えてみることにしました。現在のWindowsでは32GBを超える記憶媒体のフォーマットにはexFATかNTFSしか選べません。これでは仕方ないのでとあるソフトを使って強制的にFAT32でフォーマットしてみました。(具体的方法についてはググってみてください)フォーマット後のカードをPCに差してみるとファイルシステムに問題があるというので、勧められるままに修復を行うと正常にFAT32の64GB microSDXCカードとして認識されました。ここにハードディスクに退避しておいた元のファイル一式を書き戻しWALKMANに装着しました。
結果から言いますと、FAT32にしただけで引っ掛かりの程度は劇的に改善し、通常の使用であれば支障を感じないようになりました。
実はApplication Performance Class 1に対応した64GBのカードも買ってきていたのですが、これを使用するまでもありませんでした。まあ、Application Performance Classに関しては非OSの単純なデータの読み書きに関しては関係なさそうですので、内心これは必要ないかもとは思っていましたが、最近のカードの方がデータ転送速度が速く、Application Performance Classの対応の有無はほとんど値段に影響しないので一応用意していたものです。
もし私と同じような現象でお悩みの方がいらっしゃれば、一度FAT32フォーマットを試してみるのもよいかもしれません。なお、64GBも満杯になるのは目に見えているので、128GB以上についても上記の考察が当てはまるのか検証予定です。容量が変わると別の問題が出てくるかもしれませんしね。
A10シリーズは4世代前のWALKMANですので、現行のA50シリーズの購入を考えています。値段がもう少し下がらないかなと思案している内に次のシリーズが出そうな時期になってしまいました。今のが壊れない限り購入は次のシリーズになるでしょう。ただ、A10シリーズの物理ボタンは年寄りには便利であり、全面が液晶になった今のシリーズは使いにくいので、次のシリーズも同じ仕様だとするとそれは買わないかもしれません。とにかく現物に触れてみなくては決められません。新製品がどんなものになるか楽しみです。ここでもまた年を取るのを楽しみにしているのに気づきました。
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まず32GBのカードの仕様はSandisk製、UHS-I Speed Class 1、Application Performance Class 1、CLASS10(Minimum 10MB/sec)の規格のものです。対する64GBの方は同じくSandisk製、UHS-I Speed Class 1、CLASS10(Minimum 10MB/sec)ですがApplication Performance Classは対応していないという違いがあります。
また、フォーマットは32GBがFAT32、64GBがexFATです。64GBのものについてはフォーマットの問題があるかもしれないため、WALKMAN本体でフォーマットをしてから使用しています。
両者に入っているデータは今のところ同じですので考えられる要因は
1.64GBという容量
2.フォーマットの違い
3.Application Performance Classへの対応の違い
4.その複合
本当はデータ転送速度の違いも考えられるのですが、使い回しのものなのでカードから読み取れる情報以外はわからないので検討外としました。
容量の問題は対応のしようがないので、まずはフォーマットを変えてみることにしました。現在のWindowsでは32GBを超える記憶媒体のフォーマットにはexFATかNTFSしか選べません。これでは仕方ないのでとあるソフトを使って強制的にFAT32でフォーマットしてみました。(具体的方法についてはググってみてください)フォーマット後のカードをPCに差してみるとファイルシステムに問題があるというので、勧められるままに修復を行うと正常にFAT32の64GB microSDXCカードとして認識されました。ここにハードディスクに退避しておいた元のファイル一式を書き戻しWALKMANに装着しました。
結果から言いますと、FAT32にしただけで引っ掛かりの程度は劇的に改善し、通常の使用であれば支障を感じないようになりました。
実はApplication Performance Class 1に対応した64GBのカードも買ってきていたのですが、これを使用するまでもありませんでした。まあ、Application Performance Classに関しては非OSの単純なデータの読み書きに関しては関係なさそうですので、内心これは必要ないかもとは思っていましたが、最近のカードの方がデータ転送速度が速く、Application Performance Classの対応の有無はほとんど値段に影響しないので一応用意していたものです。
もし私と同じような現象でお悩みの方がいらっしゃれば、一度FAT32フォーマットを試してみるのもよいかもしれません。なお、64GBも満杯になるのは目に見えているので、128GB以上についても上記の考察が当てはまるのか検証予定です。容量が変わると別の問題が出てくるかもしれませんしね。
A10シリーズは4世代前のWALKMANですので、現行のA50シリーズの購入を考えています。値段がもう少し下がらないかなと思案している内に次のシリーズが出そうな時期になってしまいました。今のが壊れない限り購入は次のシリーズになるでしょう。ただ、A10シリーズの物理ボタンは年寄りには便利であり、全面が液晶になった今のシリーズは使いにくいので、次のシリーズも同じ仕様だとするとそれは買わないかもしれません。とにかく現物に触れてみなくては決められません。新製品がどんなものになるか楽しみです。ここでもまた年を取るのを楽しみにしているのに気づきました。
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