実は発売後すぐに購入していました。
時間がある時に少しずつ見ていたのですが、特に最初の部分がギター担当の人との距離が近く、何だか私の感覚では受け入れられないものでしたので、途中で見るのを止めていました。
だいたいからして、先行して発売されていたCD「ココベース」の前半が受け入れられなかった私ですから、このBDも同じ感覚であるのは当たり前でした。しかし安くはない代金を払ったのに一度も見ないというのも金を無駄にしたような気がしますので、我慢しながら何とか最後まで見ました。
結論から言うと、これはこれでいいのかもしれないというのが正直な感想です。花澤香菜さんももう若いとは言えないお歳になり、可愛さが訴求ポイントではないのはこちらとしても前提条件に入れて評価をしています。これは誰もが同じでしょう。そしてその状況でコンサートに出かけるファンは私が乃木坂46について語るときにいつも出て来る「コア」なファンであるだろうと思います。彼女とコアファンとの間の交流会の記録だと思えば、全体の緩い構成も、飾らない舞台のセットも、すべてがこのままの姿でいいのではないかと思えて来るのです。
私は彼女と彼女を取り巻く情勢について何の知識もないので、なぜこれまでプロデュースして来た北川勝利さんが外され、ぼろをまとった別の人になったのかが理解できていませんでした。ポスト渋谷系の「claire」、ギターポップの「25」、ニューヨークがテーマの「Blue Avenue」、イギリスがテーマの「Opportunity」と来て、どうして次が「ココベース」なのか。北川勝利ではだめなのか。ファンは何を求めているのか。理解できないことだらけでした。
しかし、今回のコンサートツアーファイナルの様子を見て、ああ、これは花澤香菜さん自身が好きなものを集めたんだな。ファンは好きなものを身の回りに纏って歌っている花澤香菜さんを見たいんだなと気づきました。私の入る余地はないのかもしれない。私こそがにわかだったんだと気づいたのです。だからこれはこれでいいのです。それだけのことでした。
迂闊だった私でした。
(4859)
時間がある時に少しずつ見ていたのですが、特に最初の部分がギター担当の人との距離が近く、何だか私の感覚では受け入れられないものでしたので、途中で見るのを止めていました。
だいたいからして、先行して発売されていたCD「ココベース」の前半が受け入れられなかった私ですから、このBDも同じ感覚であるのは当たり前でした。しかし安くはない代金を払ったのに一度も見ないというのも金を無駄にしたような気がしますので、我慢しながら何とか最後まで見ました。
結論から言うと、これはこれでいいのかもしれないというのが正直な感想です。花澤香菜さんももう若いとは言えないお歳になり、可愛さが訴求ポイントではないのはこちらとしても前提条件に入れて評価をしています。これは誰もが同じでしょう。そしてその状況でコンサートに出かけるファンは私が乃木坂46について語るときにいつも出て来る「コア」なファンであるだろうと思います。彼女とコアファンとの間の交流会の記録だと思えば、全体の緩い構成も、飾らない舞台のセットも、すべてがこのままの姿でいいのではないかと思えて来るのです。
私は彼女と彼女を取り巻く情勢について何の知識もないので、なぜこれまでプロデュースして来た北川勝利さんが外され、ぼろをまとった別の人になったのかが理解できていませんでした。ポスト渋谷系の「claire」、ギターポップの「25」、ニューヨークがテーマの「Blue Avenue」、イギリスがテーマの「Opportunity」と来て、どうして次が「ココベース」なのか。北川勝利ではだめなのか。ファンは何を求めているのか。理解できないことだらけでした。
しかし、今回のコンサートツアーファイナルの様子を見て、ああ、これは花澤香菜さん自身が好きなものを集めたんだな。ファンは好きなものを身の回りに纏って歌っている花澤香菜さんを見たいんだなと気づきました。私の入る余地はないのかもしれない。私こそがにわかだったんだと気づいたのです。だからこれはこれでいいのです。それだけのことでした。
迂闊だった私でした。
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