USB-DAC

2020年2月2日 よしなしごと
つい出来心でiBASSO DC02というUSB-DACを買ってしまいました。
まあお値段はそんなに高いものではなく6千円台なんですが、使用されているDACチップがAK4490EQ(旭化成エレクトロニクス製)ということでなかなかいいものらしいです。
本来はUSB-C端子を持つスマホに繋いでヘッドフォンを使用するためのものですが、PCでももちろん使えてWindows10ならドライバなしで音が出ます。
帰宅してから早速PCに接続し(私のPCは前面にはUSB-Aの端子しかありませんが、USB-CからAへの変換アダプタも付属しています。)聴いてみると、PCの標準出力端子とは比べものにならないくらいいい音で鳴ってくれます。とくにS/Nの良さは特筆もので無音の世界で音楽が鳴っているように聞こえるのには新鮮な驚きを感じます。また音が明瞭で低音の鳴りもよく、ソースの録音が良ければハイレゾでもCD音質でもmp3(ビットレートは320kbpsを使用)でも素晴らしく良い音で聴くことができます。これを使用すると音の良さは録音で決まることがはっきり理解できます。
さらに、イヤホン、ヘッドフォンの種類を選ばず、それぞれの特性に応じてきれいに鳴るので、汎用性も非常に高いようです。私の手持ちのデバイスではイヤホンとしてはfinalのE1000、SHUREの215SE、ヘッドフォンではオーテクのATH-AD500、SONYのMDR-1Aのいずれでもいい音で鳴りますが、このうちMDR-1Aについては結構アンプを選ぶようでして、私の持つデバイスでは実は余り相性のいいものがなかったのですが、このDC02で聴いてみて、こんなにいい音が鳴るのかと改めて感じた次第です。
大さも変換コード並みに小さく邪魔にもならないので、スマホで使っても違和感はありません。(但し電池残量はみるみる減っていくので恐怖を感じるかもしれません。)
中国製ということで耐久性については未知数ですが、久しぶりにいいものを買ったなと満足しています。

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