7月6日のこのブログ(https://albireo.diarynote.jp/202007061954091919/)で、久しぶりにWindows7のHDDを突っ込んで電源を入れたら立ち上がらないという情けない状況を報告しましたが、今日、ひょんなことからインストールディスク(およびそこに印刷されたプロダクトキー)が発見されました。奥底にしまい込んでいるとばかり考えていたのですが、実はすぐそこに取り出してあったという、もうぼけ老人に近い状態に愕然としています。
さて、Windows7のインストールディスクを入れて立ち上げると、「Windowsのバージョンが違うのでこのディスクでは修復できない」というような表示が出ました。確かにディスクは古くてsp1を当てる前のWindows7ですから無理もありません。しかし、sp1の当たったディスクから起動してもひょっとしたらプロダクトキーの入力から始まるかもしれないという予感がしましたので、いっそのこといきなりWindows10をインストールしようと考え、キープしてあったWindows10 1909 インストール用USBを差してインストールを試してみました。
インストールはそれ程時間もかからずすんなりと終了し、さてライセンス認証はどうなっているかを調べてみると、「Windows10 Homeのデジタルライセンスはあるが、Windows10 Proのライセンスはない」という内容の表示になっており、仕方がないので、Windows7のプロダクトキーを入力してみると認証OKになりました。
確かに、同じコンピュータ(但しHomeはSSD、ProはHDDで起動ディスクは物理的に違う)なのでプロダクトキーを入力していない条件でどのデジタルライセンスが選ばれているのか分からないのは当然かもしれないのですが、昔一度Proのデジタルライセンス発行を行っているはずですので、Proの選択肢も現れていいはずです。これからすると、マイクロソフトの認証サーバにあるデータは主にマザーボードないしはBIOSを記録しているのではないかと推察できます。インターネット上では同じ世代のCPUに差し替えても認証はそのまま通るという情報もありますので、CPUやHDD(SSD)はそれ程重要なファクタではないのかもしれません。
新しい体になったProは速攻でマイクロソフトアカウントに紐づけて、これで移行の準備は終了しました。
今週末の4連休にシステムを入れ替え予定です。とにかく元位置取り替えはいろいろな制約があって難しいものですが、この極小ケースでもしCore i7が動かなければ他のケースを探すなど抜本的な対応が必要となるので、その頃には日本橋に行ける程度にコロナが治まっているといいなと感じる今日この頃です。
運命や如何に。乞うご期待。

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