熱い

2020年7月28日 よしなしごと
懸案のパソコン部品の取り換えにつきましては先の連休に完了しました。しかし予想外の事態に只今今後の対応について検討中です。
と言いますのも、予想どおり8コア16スレッドのCPUはやはり熱々でした。予定ではBIOS(EFI)で電力を抑えればなんとかなるはずでした。しかし組みあがったパソコンを立ち上げBIOS設定画面に入ってみると、どうしたことか電力の設定項目は見当たりませんでした。付属のマニュアル(購入前にチェックしていたメーカーサイトものと同一です)には項目があるのに、実物には全く関係する項目がありません。
メーカーサイトに行ってみると、BIOSは初期版の1.10から1.30までバージョンが進んでいて、新しいBIOSにすればTDPを変更する項目が付加されているらしい。新品のBIOSをいきなり更新するのは失敗で死んでしまうリスクがあるため感心できないのですが、已む無く更新しました。すると確かにTDPを設定できるようになりましたが、CPU規定値の65Wより高い電力値の70Wから125Wの間の設定しかできません。これでは仕方がないので、この設定は諦め、ターボブーストを殺してみましたがそれでもファンは最高速でわんわん唸っているため、BIOSで8コア中の4コアを殺して4コア8スレッドで動かしてみました。しかしそれでもまだ煩い。最終的には2コア4スレッド、ターボブーストなしに設定して何とか許容範囲の騒音になりました。これだと最高2.9GHzまでしかクロックは上がらず、3.9GHzだったCore i3-6300よりも性能が悪いという、もう何をしたくてシステムを新しくしたのかわからない状態になりました。もしIPCが4割増しなら同等の性能かもしれないので、必ずしも性能が低下したとも言い切れないのですが。
対応策としてはCPU冷却ファンを上等のものにして静かに冷やすという方法と、付加的コストなしにできるもとのシステムに戻すという二つの選択肢を考えています。
もとのシステムに戻すというのは全く意味がないようですが、実は部品取替えのときに、既設のシステムのCPU冷却ファンの4本の足のうち、隣り合う2本がマザーボードに固定されていないことを発見しました。もしかするとヒートシンクがCPUに密着していなかった可能性もあり、固定をしっかりさせて復旧すると、以前より性能が向上する可能性があるのです。
どちらかと言うと後者の選択を行うのかなと考えています。元のシステムに戻すのも丸1日かかるので土曜の朝から元気を出せるかどうかにかかっています。いやはや。

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