乃木坂のお嬢さんたちのブログの更新がまったくないので、手持無沙汰です。
ネットをうろついていると、山本一郎さんが例のスマホの通信料金の値下げについて、「技術戦争は敗退で終焉」と割り切っていいのかと指摘しているようです。確かにネットの記事では5Gの基本特許は日本以外の国に抑えられていて、技術的に日本の敗退は決定的です。将来にわたってこの状態でいいのなら、短期的にはR&Dに投資せず通信料金を下げさせて国民の可処分所得を増加させるという政策は確かにあるでしょう。
しかし、可処分所得を短期的に増やしても、将来必ず収入自体が減少し、それにつれて可処分所得も減少するのです。その頃には海外の物価は上がって、当然日本の物価も上がり可処分所得の減少に拍車がかかることになります。
今の政策は日本の企業の近視眼的な経営とまったく同じで、このまま行けば遠からず企業も国も衰えて行き三流国に転落しますね。
最近の日本のすべての方向性について、おそらく日本から足抜けしにくいであろう30代以上の年齢の日本人はどう考えているのでしょうか。優秀な若者は当然海外を目指します。優秀でない若者は日本に残っても、海外に出稼ぎしても、おそらく奴隷になるしかないでしょう。30代以上はもはや日本と運命を共にするしかありません。沈みゆくこの国と死ぬまでの50年程度にわたって運命を共にして行くんですよ。堪りませんよね。私は長くても20年くらいですので、喫水がゼロになる前にいなくなるでしょうから特に気にもなりませんが、50年の刑は想像を超えた大変なものになりそうです。
今からでも遅くないから、日本に単純労働でない産業を興しましょうよ。その方が日本人にとっても世界中のひとにとっても幸せな未来になりそうです。

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