バラックで構成していた新システム(CPU Core i-10700)ですが、やはり突起部分や回転部分があって危ないので、既存のサブシステム(CPU Core i7-4771)のマザーボードを取り出してバラックシステムの構成のままケース内に入れました。ハードディスクやブルーレイには接続せず、SSDだけがつながっている状態です。
実際にシミュレーション計算に使ってみると、Zoom専用機(ノートパソコン)のCore i7-1067G7では収束しない計算が、圧倒的に短い時間で収束するのです。コアがノートのものに比べて2倍の8コアあることと動作クロックがターボブースト時4.8GHz、定常時3.5GHzであり、ノートのターボブースト時3.9GHz、定常時2.5GHzよりも速く、ベンチマークのPass Markの値も1.9倍の開きがあることから当然なのかもしれません。ただ、それなら2倍ないし4倍の時間をかけるとノートでも収束するかというと必ずしもそうではなく、漠然とした印象ではやはりコア数が多い方が収束計算には向いているように感じています。そのあたりは専門家ではありませんので、違っているかもしれません。
テストで100点が取れる人とそうでない人の差に似ているように思います。100点を恒常的に取れる人は実際には100点を取る以上の能力があり、例えば98点の人との差は2点ではなくもっと大きいはずです。
まあ、知っているのにワザとまちがえる65点のひとが好きという場合もあるでしょうから、人間の魅力はテストでは測れないのかもしれません。

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