他のことでネットをググっていたら、TrySailの3rdアルバムが嫌いというブログを発見し、中でもSunsetカンフーがだめとあって、同じことを感じる人がいるんだなあと感心しました。そのブログでは、このアルバムから作曲家を入れ替えているので、統一感と必然性がないから「嫌い」とのことでした。私はSunsetカンフーについては同じですが、主に音作りの点でまったく意味を失っているところが「嫌い」です。
それに比べ、麻倉ももさんのAgapanthusでは少なくとも音はリニアで不満がないところに素敵な曲が多いので、大いに留飲が下がったわけです。
さて、そのブログの別のページに雨宮天さんの「Paint it, BLUE」の記事があって、曲毎と全体の構成について説明されています。率直に言って私はこのアルバムを聴いて、これまでの彼女のアルバムには付いていけなかったのに、このアルバムの特に後半がとても好きな理由がこの記事によってわかった気がします。その上で全体を聞き直すとまた新たな発見があったように思います。
一方、一般の人気はあるようですが、夏川椎菜さんの「アンチテーゼ」は完全に私の興味の外にあるので、これについての感想はありません。
大体、私がコントロールできない他人が作るものについて、私の感想や希望なんて意味はないのですが、曲調や歌い方が私の関心範囲内で一定していると私の興味を維持できるので助かりますよね。
結局何が言いたかったのかというと、同じ体制なり考え方で作ると、TrySailの次作には期待できない可能性が高いということです。

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