今日、必要があって調べものをしていたところ、偏微分を表すために使われる「∂」という記号というか文字の読み方が「デル」であることを知りました。他にもラウンドディーとかパーシャルディーやヤコビのデルタなど色々な読み方があるそうですが、私はこれをこれまでずっと「デルタ」と読んでいました。∂y/∂xなら「デルワイ デルエックス」と読むべきところを「デルタワイ デルタエックス」となっていたわけです。人前で発音したことがあったかどうか定かではありませんが、少し冷や汗が出ました。
学生時代に先生の発音を聞いていたはずなのに、「デル」という言い方があるとは思っていないので「デルタ」と理解してしまっていたようです。
大体、∂はdを丸く書いたものらしく(それさえ知らなかった)、書き順は中心から外側に向かって(つまり左回りで)綴るそうで、世の中知らないことだらけですね。
ところで5年以上前に同僚に教えてもらっていた「データ同化入門-次世代のシミュレーション技術-」という本が、今悩んでいる問題の解決につながるかもしれないことを今日発見しましたので、とてもお勉強になった一日でした。

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