柚と松

2021年7月5日 乃木坂46
柚菜さんののぎおびが遅い時間にありましたので、すべて見ました。登場するみなさんが可愛くてほほえましいのですが、何人かが同時に話すと私にはその内容が聞き取れませんでした。聖徳太子の耳は私にはなかったようです。
遅い時間にさゆりんのブログが上がりました。静かに最後の時が近づいてくる彼女らしい穏やかな語り口は、先ほどの少女たちとは明らかに空気が異なるように思います。
思い出の中の乃木坂のメンバーは、いつも相互に心理的距離感をもって私たちの前にいたように思います。笑うときにも口を手で覆って破顔一笑といった雰囲気で、今日の少女たちのように一斉に爆笑という印象はありません。あったかもしれませんが、私の記憶の中にはありません。
これからグループを作っていくひとと、グループから去るひとという違いはもちろんあるでしょう。そして、どちらが正解ということではなく、それぞれが同じ存在の異なる一面ということなのでしょう。
去り方にもいろいろあり、昨日ここに書いたように桃子さんの場合とさゆりんの場合ではやはりその形や思いが異なるように思います。なんとなく道半ばで会社を去るひとと、定年退職するひとの違いに似ているかもしれません。いやそれも違うか。
とはいうものの、一見では影がない少女たちにも様々な苦労やプレッシャーがあるはずです。昔は昔はといくつ昔を数えてみても幸せになることはほとんどありませんので、今日の少女たちの未来をもまた期待していくべきでしょう。最近いつも思いますが、柚菜さんはぐんぐん綺麗になっていくようで、テレビに出るひととしての華があるように思います。一人称が「ゆな」であることが多く、最初はやや危惧する点もなかったわけではありませんが、今や立派な乃木坂46メンバーであることは間違いありません。
ただ、私の関心が今以上に高まるかどうかは、現時点で予断を許さない状況にあります。フェードアウトしていく(既にフェードアウトした)みり愛さんや、静かに最後を迎えるさゆりんのように、他界へと傾いていく可能性はかなりあります。
ここはこころを少し落ち着けて、さくらさんや悠理さんのようにいい意味で刺激性でないメンバーに敢えて関心を持ってみるというのもいいことかもしれません。がしかし、彼女たちは相対的に寡黙なので、私との接点が希薄という事実は結構大きな壁のように思います。(笑)

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