ハイレゾ音源は必要なのか
2022年2月12日 よしなしごと少し前にこのブログで書いたようにSonyのWH-1000XM4 Sというノイズキャンセリングヘッドホンを入手しました。なかなかいい音で鳴るのですが、それについてはまだ試用中ということで報告は別途行う予定です。
それ以前に自分の今の聴力を確かめておくために、WaveGeneというソフトで各種周波数の正弦波を発生させて、どこまで聴こえるのか測定しました。高い周波数が出力できない機材では意味がないので、パソコンからの出力はiBasso DC02を使用し、ヘッドホンはいつものSony MDR-1Aです。
結果は!
10.0kHz 余裕で聴こえる
11.0kHz 余裕で聴こえる
12.0kHz 1.10kHzより圧は下がったが聴こえる
12.5kHz 何とか聴こえる
12.8kHz わずかに聴こえる
12.9kHz いつも聴こえている耳鳴りと同じレベルでぎりぎり聴こえる
13.0kHz 何か鳴っているようだ
13.1kHz 気配は感じる
13.2kHz 鳴っているのか?
13.3kHz 気配すら感じない
という訳で、普通に聴こえるのは12.8kHzまでで、13.2kHz以上は全く聞こえないということが分かりました。人間の聴力上限は若い人で20kHzと言われていますので、それと比べるといかに老化が進んでいるかが分かります。(泣)
それより11kHzと12kHzの音圧が余りに違い過ぎるので、私の聴力系統にはこの周波数の間にローパスデジタルフィルタが装備されているらしい。嬉しくない知見が得られました。
ちなみにハイレゾ音源の定義はサンプリング周波数44.1kHzと量子化ビット数16bitを下限として、少なくともどちらかがそれを超える場合(ただしJEITAの基準では48kHz16bit、44.1kHzかつ16bit超はハイレゾに含まれない)と定義されています。この場合、再生信号の周波数はサンプリング周波数の1/2以下ですので、要するに20kHzを絶対に聴くことができない私にはハイレゾ音源は周波数に関しては無用のものと言えそうです。
また、これは私の場合だけかも知れませんが、いつも聴こえている耳鳴りは聴力限界周波数と等しいことが分かりました。もっと明確な稀に起きるキーンという大きな耳鳴りではなく、常時小さく聴こえている耳鳴りです。これは当たり前の事象ですか。私が大きな発見をしたということはないですか。耳鳴りは本来聴こえていない周波数分を聴覚神経系(脳だったかも)が勝手に作り出して聴こえているものだということを読んだことがありますが、そのあたり耳鼻科の先生よろしくお願いします。
(12,691)
(同日追記)
確認のためにWikiの「ハイレゾリューションオーディオ」を見てみると、「また新作になる程、ダイナミックレンジが限られた安いオーディオ機器で迫力を出すため強烈なコンプレッサーが掛けられる場合が増えており(音圧競争)、特に人気のポップス作品ではダイナミックレンジも犠牲になっている場合が多い。そうした作品がハイレゾで販売されたとしても高性能な再生機器で聴くと粗が目立つ劣悪な(空間を感じない平板で歪んだ聴き疲れする)音として再生される場合が多い。」とあり、まさに私がTrySailのTry Againで感じたとおりの記載がありました。どうりでスマホのチープな再生環境ではそれなりに聴こえるのに、しっかりしたオーディオ機器で聴くと耐えられない音になるはずです。音の悪い方に最適化するというのはやめてほしいです。
それ以前に自分の今の聴力を確かめておくために、WaveGeneというソフトで各種周波数の正弦波を発生させて、どこまで聴こえるのか測定しました。高い周波数が出力できない機材では意味がないので、パソコンからの出力はiBasso DC02を使用し、ヘッドホンはいつものSony MDR-1Aです。
結果は!
10.0kHz 余裕で聴こえる
11.0kHz 余裕で聴こえる
12.0kHz 1.10kHzより圧は下がったが聴こえる
12.5kHz 何とか聴こえる
12.8kHz わずかに聴こえる
12.9kHz いつも聴こえている耳鳴りと同じレベルでぎりぎり聴こえる
13.0kHz 何か鳴っているようだ
13.1kHz 気配は感じる
13.2kHz 鳴っているのか?
13.3kHz 気配すら感じない
という訳で、普通に聴こえるのは12.8kHzまでで、13.2kHz以上は全く聞こえないということが分かりました。人間の聴力上限は若い人で20kHzと言われていますので、それと比べるといかに老化が進んでいるかが分かります。(泣)
それより11kHzと12kHzの音圧が余りに違い過ぎるので、私の聴力系統にはこの周波数の間にローパスデジタルフィルタが装備されているらしい。嬉しくない知見が得られました。
ちなみにハイレゾ音源の定義はサンプリング周波数44.1kHzと量子化ビット数16bitを下限として、少なくともどちらかがそれを超える場合(ただしJEITAの基準では48kHz16bit、44.1kHzかつ16bit超はハイレゾに含まれない)と定義されています。この場合、再生信号の周波数はサンプリング周波数の1/2以下ですので、要するに20kHzを絶対に聴くことができない私にはハイレゾ音源は周波数に関しては無用のものと言えそうです。
また、これは私の場合だけかも知れませんが、いつも聴こえている耳鳴りは聴力限界周波数と等しいことが分かりました。もっと明確な稀に起きるキーンという大きな耳鳴りではなく、常時小さく聴こえている耳鳴りです。これは当たり前の事象ですか。私が大きな発見をしたということはないですか。耳鳴りは本来聴こえていない周波数分を聴覚神経系(脳だったかも)が勝手に作り出して聴こえているものだということを読んだことがありますが、そのあたり耳鼻科の先生よろしくお願いします。
(12,691)
(同日追記)
確認のためにWikiの「ハイレゾリューションオーディオ」を見てみると、「また新作になる程、ダイナミックレンジが限られた安いオーディオ機器で迫力を出すため強烈なコンプレッサーが掛けられる場合が増えており(音圧競争)、特に人気のポップス作品ではダイナミックレンジも犠牲になっている場合が多い。そうした作品がハイレゾで販売されたとしても高性能な再生機器で聴くと粗が目立つ劣悪な(空間を感じない平板で歪んだ聴き疲れする)音として再生される場合が多い。」とあり、まさに私がTrySailのTry Againで感じたとおりの記載がありました。どうりでスマホのチープな再生環境ではそれなりに聴こえるのに、しっかりしたオーディオ機器で聴くと耐えられない音になるはずです。音の悪い方に最適化するというのはやめてほしいです。
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