当地では昨日27日に放送があったようです。
修行のダメージからやや立ち直った本日、ビデオデッキに録画されていたものを見ました。
芽依ちゃんときょんこさんがいい味を出していたことにも感心しましたが、突然始まった期待していない自分は、先日の音楽の日のカメラワークとは異次元の別物であり、同じダンスでありながら(同じだと思う...)絶妙なカメラワークにより要所要所でメンバーの顔をアップで抜いていました。全体が美しい造形になっている部分では引きで撮影し、顔を上げる場面では確実にそれを抜くという神業的な構成になっており、存分に期待していない自分の魅力を堪能することができました。
それにしても上の文章を書いていて「期待していない自分」を打つのが面倒なのですが、「希望」や「生ままま」のような短縮形はないのでしょうか。表現に否定が織り込まれていると短縮するのは至難の業です。例えば短縮センスのない好例(良いのか?)として「KY」というのがあり、「空気が読めない」の短縮形として通用したようですが、これには「ない」の意味が含まれないので「空気を読んだ」の略でもありえます。空気を読むことのみに人生の大半のエネルギーを費やしている若者には「KY」が空気読めないで通用するのかもしれませんが、そんな瑣末なことに感心のない普通の人間にとっては、せめて「KYN」としてもらわなくては通じにくいように思います。
さは言え「期待していない自分」の略は「期待」になってしまうのでしょうか。「期待していない自分」の本体は「自分」であり、それを装飾しているものが「期待していない」であり、「期待」自体は「していない」により否定されているのですから非常に不合理だとは思います。どうなのでしょう。
みなさまお住まいのところにも台風の影響があるかもしれません。くれぐれもご注意ください。

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